仕事の話をする男性心理と脈ありサイン

「一緒に食事に行っても、仕事の愚痴ばかり…。これって脈なし？」と思っていませんか？男性がする「仕事の話」には、「自慢または愚痴」の大きくわけて2つのパターンがあり、それぞれ心理も異なります。

「プライベートの話が聞きたいんだけど」と困惑している方もいるかもしれませんが、彼のその言動は、好意からくるものかもしれません。この記事では、仕事の話をする男性の心理と、脈ありサインを紹介します。

仕事の自慢話をする男性心理

男性が仕事の自慢話ばかりする場合、「できる男だと思われたい」「褒められたい」といった心理が考えられます。

できる男だと思われたい

男性にとって、仕事での成功や頑張りは自己評価に直結します。そのため、仕事の話を通じて自分がどれだけ有能であるかを他者に伝えたいという強い欲求があります。

たとえば、「次の大きなプロジェクトを任された」「すぐ後輩が頼ってきてさ～」など、職場での成果や様子について話すケースです。

自分が普段頼られているアピールをすることで、「頼りがいのある存在だと感じてほしい」「印象を良くしたい」と思っているのでしょう。

認められたい・褒められたい

男性は他者からの評価を強く意識する傾向があります。しかし、「俺って頑張っていると思うよね？」とは、なかなか聞けないものです。

そのため、仕事の話を通して周囲から「頑張っているね」と認められたり、「すごいね」と褒められたりすることで自分の価値を再確認し、自分で自分を安心させているのかもしれませんね。

不安や劣等感を隠したい

不安や劣等感の裏返しで自慢話をする男性もいます。

表面的には自信があるように見えても、実は自信がない男性の場合、心の中で「自分はまだ十分でない」という不安を抱えており、成功を強調して自分や周囲に不安を隠そうとするケースがあります。

プライドが高く、自信のない姿を見せたくないのかもしれません。

経済力をアピールしたい

経済力をアピールしたい男性もいます。仕事ができる場合、昇進して地位が高くなっていくのが一般的です。

地位が上がれば給料も上がることが多いでしょう。そのため、経済的に困る心配がなく、「自分は恋人あるいは夫として魅力がある男だ」とアピールしたいのです。

仕事の話しか話題がない

仕事に没頭してきたために、趣味やプライベートの話が乏しく、自然と仕事の話に頼ってしまうパターンです。日常の大部分を仕事が占めている男性は少なくありません。

趣味や年齢が全然違う相手の場合、何を話したらいいのかわからなくなり、結果的に仕事の話ばかりになってしまうのでしょう。

仕事の愚痴や悩みを話す男性心理

仕事の愚痴や悩みを話す男性心理には、「自分の苦労を認めてほしい」「不安を和らげたい」などが挙げられます。

自分の苦労を認めてほしい

自分の今の状況を伝えることで、「共感してほしい」「自分の苦労を認めてもらいたい」という心理が働いています。「大変だったね」「頑張ってるね」という言葉で、心の支えを感じたいのかもしれません。

不安や孤独感を和らげたい

女性に話すことで不安や孤独感を和らげようとする男性もいます。とくに職場や周囲に相談相手がいない場合、ストレスをひとりで抱え続けるのは精神的に辛いものです。

愚痴や悩みを吐き出すことで、自分の気持ちを整理しながら安心感も得たいのでしょう。

心を開いている

愚痴や悩みの相談というのは、誰にでも話せるものではありません。女性にも、相談できる相手とできない相手がいますよね。

愚痴や悩みを話すということは、弱さを見せることでもあるので、あなたに対して「信頼している」「心を開いている」表れといえます。

親近感を深めたい

あえて弱い部分を見せることで、相手との距離を縮めようとしている可能性もあります。

男女ともに、とくに信頼している相手や親しい人には悩みを打ち明けやすい傾向があります。「ここだけの話なんだけど実は…」と悩みを共有することで、もっと仲良くなりたいと思っているのかもしれませんね。

男性から女性への脈ありサイン

以下のような言動が見られたら、それは脈ありサインかもしれません。男性が本命の女性に見せる脈ありサインを紹介します。

• よく目が合う
• 将来の話や仕事の話をしてくれる
• こちらの話も聞いてくれる

よく目が合う

「よく目が合うな」と感じている場合、それは偶然ではないかもしれません。男性も女性も、本命の相手には自然と目がいってしまうものです。

たとえば、何度も目が合うのに、合った瞬間ふっと目を逸らされる場合、「何を話したらいいかわからない」「緊張してうまく言葉が出てこない」といった彼の戸惑いの表れかもしれません。

また、仕事の会話がどこかぎこちなく感じたり、急に会話が途切れてしまったりすることがあるなら、「本当はプライベートな話もしたいけど、どう切り出せばいいのかわからない」「自分がどう思われているのか不安」といった気持ちが影響しているのかもしれませんね。

将来の話や仕事の話をしてくれる

男性が「将来は独立したいんだ」など、将来について具体的な話をしてきたり、仕事の悩みを話してきたりする場合、それはあなたを信頼している証拠です。

自分の夢や不安を共有するのは、心を開いた相手にしかできないものです。

とくに仕事の悩みは、プライドが邪魔をして他人には話しにくいことが多いので、そういった話をあなたにするということは、特別な存在として見られている可能性が高いでしょう。

こちらの話も聞いてくれる

相手がこちらの話にもしっかり耳を傾け、真剣に聞いてくれるのであれば、それは脈ありのサインかもしれません。

一方的に自分のことばかり話すのではなく、あなたの話にも興味をもち、共感を示したり質問をしてきたりするのは、あなたとの会話を大切にしている証です。

反対に、あなたの話に対して素っ気ない態度や反応が薄い場合、残念ながらそれほど関心がない可能性も考えられます。

気になる男性が仕事の話をしてきたなら……

男性があなたに仕事の話をしてくる場合、好意があることがほとんどです。気になる彼との関係をより深められるためのコツを紹介します。

しっかりと耳を傾ける

男性が話しているとき、何よりも大切なのは「しっかりと耳を傾けること」です。

相づちを打ったり、話している相手の目を見たりとリアクションをとることで、相手は「話をしっかり聞いてくれているんだ」と安心感を得ることができます。

相づちや質問を適度に挟み、彼の話に真剣に向き合っている態度を示しましょう。

言葉で気持ちを伝える

できれば、かける言葉は前向きなものが望ましいです。

たとえば、悩みに対して「そんなことで悩んでいるの？」というより、「頑張っているよね！」と前向きな言葉をかけるほうが、相手の気持ちも明るくなり、モチベーションを高めやすくなります。

相手に寄り添った言葉がけを意識すると、関係も深まるでしょう。

助言やフィードバックは相手に合わせて柔軟に

男性は悩みを相談するとき、ただ共感されるだけでなく、具体的な解決策やフィードバックを求めていることが少なくありません。

そのため、とくに仕事の悩みの場合、「どうしたらいいか一緒に考えてほしい」という気持ちがあるかもしれませんね。ただし、助言をする際は、相手の性格や状況に合わせて柔軟に行うことが大切です。

強引にアドバイスを押し付けてしまうと、逆効果になる可能性もあるため、まずは相手の意見や気持ちを尊重しながらアドバイスしてみると良いでしょう。

「自分の考えを大事にしながらも、一緒に解決策を見つけていきたい」というスタンスが、関係をさらに深めるポイントです。

まとめ

男性が仕事の話をしてくるパターンには、自慢話または愚痴・悩み相談がありますが、どちらにしても、あなたを信頼しており、好意がある可能性が高いといえます。

気になる彼が仕事の話をしてきたら、相づちを打ったり、「すごいよ！」「頑張っているよね」と励ましの言葉をかけたりしながら、少しずつ関係を深めていけるといいですね。